OSK初心者の為の基礎知識



以下は、
・「夢のレビュー史」(東京新聞出版局)
・OSK FACE
・後援会だより
等を参考にしています。


1)OSK日本歌劇団とは?
    「ミュージカル、レビュー、ショーの制作公演」を業務としている劇団です。
    創立は、大正11年(1922年)4月との事です。
    団員数は、約80名です。


2)OSKは、何の略?
    元々は、「大阪松竹歌劇団」の略ですが、今は松竹は手を引いていて、
    近鉄グループの一員です。
    一時期は、略称をNKDとしたものの、どうもしっくりせず、
    昭和45年に、愛称OSKを復活させて、
    今では、劇団名もOSK日本歌劇団となっています。

    なお、「にほんかげきだん」ではなく、「にっぽんかげきだん」が、
    正しい読み方です。


3)どこで公演していますか?
    本拠地は、奈良県のあやめ池遊園地内にある円形大劇場で、春と秋に公演しています。
    また、年一回(3月頃・・約10日間)、特別公演として、近鉄劇場で、
    ミュージカルの公演をしています。名古屋公演もあります。
    東京公演は、最近では、1997年、2001年(日本青年館)に公演しています。

    また、近鉄小劇場でも、年一回(8月頃・・数日間)、ミュージカルを
    公演する事もあり、この作品が、東京に来た事も、ありました。
    また、福井県武生市で、年一回(10月頃・・約1ヵ月間)、「たけふ菊人形」会場内で、
    約20名で構成されるレビューショーも、公演しています。

    その他では、志摩スペイン村に、主に若手がパレードやショーに
    出演していたり、賢島宝生苑(注:2001/01公演終了)や、和倉温泉・加賀屋などの、大型ホテル
    で、レビューショーの公演を行っています。

    また、若手が、大阪ドームで、近鉄球団のチアガールもしていて、
    ハーフタイムショーをしています。


4)”宝塚おとめ”のような物は、ありますか?
    「OSK FACE」というものが、毎年4月に発行されています。
    ちなみに、OSKでは、劇団員さんを技芸員さんと呼んでいるようです。
     あやめ池大劇場の売店等で、購入できますが、
    遠方の方は、劇団に直接郵送をお願いしてみるのが、良いでしょう。
    (定価1000円<注:2002年版は1300円>&送料)で、気軽に、送ってくれます。
    連絡先は、当HPから、「OSK日本歌劇団」HPへリンクできますので、
    そちらを、ご覧ください。

    また、OSKは、宝塚の生徒さんの名前をパクっている、という方がいらっしゃいますが、
    例えば、姓が同じ方では(すでに退団されている方も含む・順不同・敬称略、括弧内は初舞台年)、

    (宝塚) 初瀬有花('00)、桜花れいや('95)、美森さやか('95)、毬花なみ('87)、式部いろは('99)
         草凪萌('00)、夢乃聖夏('01)、桐生園加('98)、寿つかさ('90)
    (OSK)初瀬みき('88)、桜花昇('93)、美森あいか('94)、毬花ゆい('87)、式部みはや('97)
         草凪乃絵('91)、夢乃紗昌('97)、桐生麻耶('97)、寿依千('01)

    など、初舞台の年が、宝塚のほうが先の方も、OSKのほうが先の方も、いらっしゃいます。
    要するに、パクっている訳ではなく、良い名前を考えたら、偶然、同じだったという事です。


5)後援会について教えて下さい。
    年会費2000円で、後援会だよりが、送られてきたり、
    あやめ池円形大劇場の入場が、タダになったり(注:2002年度からは、
    入園料が無料、観劇料が半額)、卓上カレンダーをくれたり、
    とってもスバラシイ後援会ですので、まだ加入されていない方は、
    是非どうぞ!
     詳しくは、OSK日本歌劇団公式HPの中の、
    「後援会入会のご案内」を参考にして下さい。
    OSKの今後を思っているファンは、会費の値上がりを希望(?)している、
    という不思議な後援会です。


6)公演ビデオやプログラムは、どうすれば、手に入りますか?
    OSKの公演ビデオやプログラムのバックナンバーは、
    OSK本社か、公演中の会場で、直接購入する以外は、
    一般の店頭では、売っていません。
     「後援会」会員ですと、たまに送られてくる「後援会だより」に
    通信販売の購入方法が、掲載されていますが、会員でなくても、
    直接、劇団に電話して在庫確認してから、郵便振替または現金書留で、
    申し込めば、送ってくれます。
    (ビデオもプログラムも、売切れになっている物が、ケッコウ有ります。)

    公演ビデオ:定価(5000円〜8000円)
       〃   送料(本数に関係なく1回500円)
    プログラム:定価(あやめ池公演は700円、特別公演は1000円、である事が多い)
       〃   送料(1冊200円、2冊270円・・・7冊以上700円)

    これらの送金先は、「OSK後援会」宛ての口座ではなく、
        加入者名:(株)日本歌劇団
        口座番号:00990−6−69511
        です。

    詳しくは、電話で、確認してみて下さい。
    OSK本社:06−6788−3987
    10:00〜18:30(土曜は〜14:00)
    日、祝、第2・4土曜は休業


7)宝塚でいう「宝塚音楽学校」のようなものは、ありますか?
    「日本歌劇学校」という学校があります。
    2年制で、1年目は本科、2年目は研究科、と呼んでいます。
    (宝塚音楽学校は、1年目予科、2年目本科と呼んでいて、
    同じ名称でも違う学年なので、よく混乱してしまいます。)

    場所は、あやめ池円形大劇場の裏手になります。

    受験資格は、「15歳以上20歳未満の女子」で、
    宝塚音楽学校より、一回、受験のチャンスが多い、という事になります。

    <補足>
    2001年度も、募集がなく、2年続けて募集がありません。
    2001年以降、休校になる、とのことです。(新聞記事より)


さらに詳しい事を知りたい方の為に・・・
    メールいただければ、判る範囲で、お返事いたします。

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