制作工程の紹介

簡単にモザイクがどのように制作されるかをご説明します。


直接技法

 用意された原画を元に、設置する場所へ直接下書きをします。下書きが完成したら実際の制作にかかりますが、接着材の接着可能時間内でどのくらい作業できるかをよく知ることが必要です。作業できる面積の8割を見当と考えると無難かも知れません。接着剤を用意して、モザイクのピースを嵌めて行く。この作業の繰り返しで、制作して行きます。失敗した所は削り取り、やり直します。けっこうたいへんですが、割った石など高さの違うピースを使っても、表面を平らに施工する事が可能です。完成したら必要に応じて目地材を詰めます。
 この方法は、モザイクを設置する場所での作業が、原則になります。曲面や複雑な構造の壁に施行するのに向いていますが、膨大な現地での施工時間がかかり、かなり厳密な作業計画が必要になります。副数人で作業する時は特にです。


間接技法

 モザイクを設置する面と、同じ寸法、形を床などに用意します。そこへ原画を元に下書きをします。下書きが完成したら原画に合せて制作して行きます。モザイクのピースは置くだけなので、動かさないように気を付けます。気になる所は差し換えて修正します。完成したら全体の目地巾を整えます。和紙に糊を塗り完成したモザイクへ動かないよう貼ってゆきます。糊が乾いたら、持ちやすいサイズに、紙に貼られたモザイクを分割して行きます。モザイクの目地を狙って、紙を切って行くわけです。それを施工場所へ接着剤で貼って行きます。貼りあがったら和紙は濡らして剥がします。糊をよく洗浄し、必要に応じて目地材を詰めます。
 小物を除いて、私達の工房はほぼすべてこの方法をとっています。理由は色々ありますが、制作途中でも、色や柄の修正ができるのが、最大の魅力です。現場での施工時間も短縮されます。

 このほかの間接方の技法で、高さの違うピースを使い、平に仕上げる方法を紹介します。湿らせた石灰や粘土の上に制作します。完成したら布に移し取り、石灰や粘土を良く落とします。これをモルタルで壁面や床に接着するのですが、私、この方法でパネルは作ったことがありますが、実際に壁面に施行した事はありません。この方法での、壁面への施工は、危険要素が多過ぎます。床でしたらなんとかきれいに施行できると思います。



ご注文から完成まで

ご参考までに、ご注文から完成後までの流れは次のようになります。

お問合せ

まずは、モザイクを取りつけてみようかと思ったらご連絡を下さい。電話、E-mail どんな方法でもかまいません。

打ち合わせ

ご都合の良い時に、伺います。遠方にお住まいの方や、お忙しい方の場合は、E-mailやファクシミリ、電話などで、お打ち合わせをします。その際、取り付けの場所、面積、ご予算などをお伺い、あなたのご希望にそうように、具体的なプランを立てます。

デザイン・お見積作成

打ち合わせ内容をもとに、デザイン、施工図面、見積書、工程表を作成します。デザインは、納得の行くまで話し合い、決定いたします。

制作

デザインやお見積り内容が決まったら、工房にて制作にかかります。ご希望があれば、写真やE-mailなどで、制作の進行状況などを、お伝えします。

現場施工

工房での作業が完成したら、現地にて、取り付け作業を行います

完成後

もし、壊れたり剥がれたりしたらご連絡を下さい。原因を探して、破損部分の補修を行ないます。


〒222-0013 横浜市 港北区 錦が丘15-21-205
telephone/facsimile:045(421)6976



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