第51回定期演奏会Stage Drill、
2nd Show "LAPUTA - Castle in the sky" の2曲目です。
練習の通し番号として "Act. 2 粋な海賊達" と銘打たれているように、
この曲はドーラ一家の海賊たちを表しています。
前半は女親分ドーラのゆかいな子供(子分)たち、
そして後半部分は原曲である "Gran'ma Dola" のタイトル通り、ドーラを表した曲です。
ステージも、カラーガードが「お子様隊」と「ドーラ隊」に分かれたり、
(隊はGCの独断により、その人のイメージで分けられたらしい)
後半から親分(= Solist)が登場したりと、そんな構成になっていました。
アレンジはけっこうやりやすかったです。
原曲がオーケストラ編成で、しかも各楽器の使われ方がはっきりしていたので、
吹奏楽用に楽器を振り分けていく感じでアレンジしていきました。
でもまあ前半は軽い感じを出したかったのであえて厚く楽器を重ねなかったり、
担当する楽器をあちこちと移したりと工夫もしました。
ドリルステージだと薄すぎるかなと心配もしましたが、みんなしっかり演奏してくれてよかったです。
あと自分の中ではこの曲はフロントパーカッションがかなり大きな位置を占めていると思ってます。
Timpaniはなんといってもこの曲の主役ですし、
小物もいろんなものが使われてだいぶ楽しい感じです。
フロパーが充実すると、ドリルステージの演奏も一層華やかなものになりますよね。
専属でやってくれたふたりやエキストラの方々の活躍はさすがでした。
この曲の前には、パズーがトランペットで吹いたあの有名なメロディーを使いました。
タイトルはアレンジによりいろいろあるようですが、"ハトと少年" というのが一番合ってるかな。
朝、パズーの住む丘に舞うハトと、響き渡るパズーのトランペット。
「ラピュタ」の中でも有名なワンシーンです。
もちろんソロは、唯一4年間全ての定演ドリルステージでソロをやった男、河Tでした。
曲はこちらから。
海賊たちにもよろしくね |
(丸山 知里 / 20才 / 女性) |