孔明2−Revenge−

(作曲:N先輩、編曲:「ひろや」さん)

(ひろやさんのコメント)

現在も使われているファンファーレ『孔明』、
これもN先輩が作曲されたものです。
当時から慶應野球部は明治に弱く、諸葛亮孔明の「風を変える」
(三国志は詳しくないのでよく知りませんが)という意味を含めて
打倒明治の曲として作られました。

Shockwaveの解説の中で『魔力』という言葉を使いましたが、
これを初めて感じたのがこの曲です。
この曲は、作られはしたもののなぜか明治戦でもあまり使われず、
2試合目の1回と8回(だったかな)のチャンスパターン開始時に使われたのみでした。
しかし、この曲が使われた回のみ見事慶應野球部は得点したのです。
結局試合は負けてしまい、連敗で勝ち点を奪われ、念願叶いませんでしたが、
この曲の『魔力』は十二分に感じました。

2年のときはO先輩の編曲によりメインのパターンとして使われていましたが、
やはり全試合で使うと『魔力』が分散してしまうようで、やはり明治には勝てず、
さらに3年の時、4年の春はこの曲は使われず、ひたすら明治に負けつづけていました。

そのような中で4年の秋になり、ぜひとも一度は明治に勝ちたい、ということで
その望みをこの曲の『魔力』に託しました。
しかし、当時この曲を使うにあたって、ファンファーレが16小節では
(リーダーが何もせず突っ立っている時間が)長すぎるという指摘がありました。
そこで、ちょうど半分の長さにアレンジしたのがこの『孔明2』です。

そして、延長戦3回を含む明治戦4日間(!)の長い戦いの中で
この曲は『魔力』を存分に発揮し、7年ぶりの勝ち点を奪いました。

ずいぶん説明が長くなってしまいましたが、そのくらい思い入れのある曲です。
まあ、なかば無理やり16小節の曲を8小節に短縮したので
アレンジのできとしてはあまりいいともいえませんが・・。




この曲の感想・思い出など、お待ちしてます!
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コメント


あの明治戦は忘れられません。
作る人、演奏する人、そして応援する人、
様々な人の思い入れがあるだけで
曲はこんなにもパワーを発揮するのだなあと
今改めて感じました。
我々が應援指導部吹奏楽団たるゆえんですね。

勝ち点を決めた第4戦、実験で行けなかったのが心残り……!
(ごえ)

16小節の孔明がとても聴きたいです!!
(某M高生 / 18才 / 男性)

→ アップしました。ぜひお聞きください。GO!
(ごえ)