ごあいさつ

 この国には、手の中に入ってしまうような小さな物に、大変すばらしい意匠や、細工をほどこした工芸品があります。それは、道具だったり、装身具だったりします。日本人の美意識の中に、普段は気が付かない様な所、目に見えない様な所に、意趣を凝らしたり、贅を尽くすという考えが在るんだと思います。
 現在まで、大切に残されてきた工芸品などを眺めていると、造り出した職人の技術、またそれを、代々所有し、現在まで伝えてきた人達の人柄など、いつも素晴らしく思っています。すこし大げさですが、私は、美しい物を作り、それを大切に残してきた人達の末端になりたいと思っています。
 収集は、刀装小道具が中心で、決して高価な物ではなく普通の給料取りが小遣いの中で購入した物ばかりです。少ない数ですが、そこそこたまりました。しかし、考え直してみると、好きで買った品なのに知らない事だらけなのです。これじゃいけない。ただ買い集めるだけじゃなく、改めて一つ一つの品を見直して、勉強し直してみようと思いました。
 改めていろんな品々を手に取ってみると新しい発見や、いろんな疑問がふつふつと湧いてきます。そんな思いを取り留めもなく書いてみました。はたから見るとつまらない物もありますが、私にとっては、好きで買い求めた物ばかりです。ご理解下さい。それではごゆっくりご覧下さい。

 本文は左の「収蔵庫」から、もしくは個々のタイトルよりご入室下さい。「.辞書」は、参考程度の物ですが、よく使われる言葉を集めてみました。

 以後、不定期ではございますが、なるべく更新に勤めますので宜しく、ご閲覧お願い申し上げます。また、とんでもないことを書きましたら、笑っていらっしゃらずにご教示のほど、宜しくお願い申し上げます。






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